宗派と家紋
更新日:2016年6月21日
お墓の仕事を始めて、それまで知らなかった事、気がついても居なかった事を知る機会がいくつか会ったのですが、その中でも分かりやすいけど案外知らない事が自分の家の宗派と、家紋なんですよね。
未だに、家紋は普通に毎日生活するなかで全くと言っていいほど必要なシーンに遭遇しないので、自分の父方の家の家紋が何かすら、分かっていません。
母方は、高校を卒業する年に祖父が無くなって、と言う事もあり家紋が何かも宗派も分かってるんですけどもね。
父方の祖母も高校生の頃に無くなってるから知っていてしかるべき、だとは思うのですが地方故の葬儀の習慣の違いのせいか、子どもは葬儀の席にも参加してはいけない、みたいな風潮でほとんど葬儀の時は田舎の家の応接間に従兄弟5人でまとめて置いておかれた感じであんまり祖母の葬儀の様子って覚えていないんですよね。
お通夜とか、葬儀とかは基本全て祖父母の自宅で行われて、村の人が手伝いに来てー、と言うような事は覚えてるんですけれど、お通夜の席も葬儀そのものも、一番後ろの方で言われた通り座ってる、くらいの感じで、結局祖母の棺とかもまともに見ていなかったんじゃないかな?
ただ、これだけは覚えているのは、土葬の地域だったので、葬儀の日の朝から村の男の人が祖母を埋めるための穴を墓所まで掘りに行っていた事。
それと、葬儀の後そのまま祖母を埋めるために棺を担いで墓所まで歩いた事。
血の濃い、直系の男子(長男)とそのお嫁さんが棺にかけられた縄を担いで、残りの縄もうちの父と従兄弟の父が持ってた、のかな?
棺の後ろを、やっぱり直径からって順番で長男の息子、次男の息子、三男の長女と順番にそれぞれ仏具を持って歩いた記憶があります。
遺影を持って、お墓まで行ったので。
田舎のせいか、とにかく血縁、直系、にこだわりが強かったイメージが凄くあるんですよね。
参列者の扱いとしても、祖父はもちろん一番前。
その次は息子三人。
そして、その子供、と言う感じでお嫁さんは一番最後、他の参列の方より後で、葬儀なんかほとんど参加していない、と言うような話を後で聞きました。
それとは対照的に母方の祖父の葬儀の時は、所謂セレモニーホール、と言うような所での葬儀で、お通夜の前の夜は息子二人がお線香とおローソクの伴で寝ないで過ごした、って話だったり、お通夜もお葬式も一番前の親族席に居たりした記憶があります。
祖父はもちろん火葬だったので、お骨を拾った記憶も。
ただ、葬儀そのものの詳しい内容ってやっぱりあんまり覚えていなくて、ただとにかく泣かないでいよう。とだけ思っていた事を鮮明に覚えています。
祖母の時は、自分のイメージするお葬式、とまるで印象が違って泣かないでーとか考える余裕もなくて、何が何だか分からないままに終わったものだった、かな。
で、結局祖母の葬儀も経験したのに、家紋も宗派もまるで覚えていないのが今なんですよね。
やっぱり、村のお寺の檀家なんだろうから、あのお寺の宗派なんだろうなー。と漠然と思ってるんですけど、お寺の名前もあんまり覚えていなくて、ただ薬師寺って書いてたような気もするなぁ。くらいの記憶。
さて、この謎はいつ解消されるんだろう。
父親に聞けばいいだろう、と思うでしょう?
前に母親に聞いたら、父親は覚えていないと言っていた。と返ってきてそれも出来ないのでした。