金刀比羅宮 

緊急事態宣言が発令され、家で過ごす毎日ですが、気持ちだけでも旅行気分に!!

 去年の秋に行った金刀比羅宮参りの記事を御覧ください。

“こんぴらさん”と親しみこめて呼ばれる金刀比羅宮は、香川県仲多度郡の象頭山の中腹にあり、古来より海の神様、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として信仰をあつめてまいりました。

なんと言っても有名なのは、御本宮までの785段の長い階段(786なやむ(悩む)一歩手前)又奥社まで行けばなんと1368段あるとか・・

日頃ジムで運動しているつもりでも、駅や近所の階段 坂道で息が上がってしまう私。785段の階段を登れるのか少し不安をもちつつ 参拝スタート、参道には色々な店が立ち並びます。TVで見たことのある「中野うどん学校」讃岐うどんの手打ち体験ができます。江戸時代から金刀比羅宮の御神酒として奉納している地酒「金陵」の資料館とお店、甘味処に工芸品など、最初は5段ほどの階段を上ってはお店が数件とゆっくりとしたペースで始まりました。私は借りなかったのですが 店頭に無料の杖がおいてあり、行き交う人は半分以上杖を利用されてました。

お店で少し足を休めながらも、段数が徐々に増え階段を実感し始めた頃に重要文化財の備前焼の狛犬があります。

ここから目の前に見上げるほどの階段が・段差も大きくキツイです。気合を入れて上り大門をめざします。

 

 

 

 

 

この大門をくぐり金刀比羅宮の境内へ、中には飴を売っている数件のお店がありました。「五人百姓」と言う、境内での営業を許されている唯一の由緒あるお店だそうで、勧められた試食だけでも食べておくのだったと後悔しております。

こんぴら参りに行けない人の代わりに詣ったと言う「こんぴら狗」の像や金刀比羅宮ゆかりの画家「高橋由一館」など少し足を休めたところで、次の大階段が・・             直ぐにある表書院 重要文化財の円山応挙の障壁画や襖絵が見られるのですが、時間が気になり見ずに先を急いでしまいました。

ようやく上り目の前に敷地が広がり、到着したかと思いきやそこは「旭社」立派なお社ですが本殿にはあらず。もう少し頑張らなば・・・旭社の奥へ進み樹々の匂いを感じつつ遂に最後の難関へ見上げた先には階段しか見えません、駅の階段とは違い石を積み上げたザラつきがあり、微妙に高さ幅が違うこの階段が上り心地が良いのか・・!?などと話しながら最後50段ほどで腰を伸ばし足を振って一気?に上がりきりました。

息があがり、喉の奥が苦しいのですが達成感で清々しく最高の気分でした。

注)下りの階段は、段差があり怖さと関節への負担が大きく後日辛いです(泣)