安土城跡散策ハイキング(織田信長の足跡) 

        

安土城は、琵琶湖東岸の安土山にあった山城で、城趾は国の特別史跡で琵琶湖国定公園第1種特別地域になっています。

織田信長によって現在の安土山に建造され大型の天守閣(安土城にだけは天主と表記)を初めて持ち、地下1階地上6階建ての絢爛豪華な城とされますが、築城開始からわずか10年足らず(築城後3年ほど)で消失してしまいました。

1575年武田勝頼に勝利した信長は、家督、岐阜城を信忠に譲り、交通の要衝である琵琶湖、安土山に自らの威勢を天下に知らしめるために安土城を築城                  軒を金箔瓦で葺き、六層目は朱色に、七層目は黄色に飾る 天主内も六層目には釈迦説法、七層目には中国の神々の世界を描かせ自らその前に座し力を誇示したといわれます

今回の安土城跡散策には、現地のガイドさんが同行し色々と説明をしてくださいました。

まずは安土城郭資料館 安土城の雛形が実物の20分の1の大きさで再現されており 、金箔瓦を施した外観5層内部7階の絢爛豪華な安土城はみごとです。狩野永徳の襖絵、武将の甲冑も知ることが出来ます。

安土駅には安土城築城を指揮する信長の銅像が建てられ、駅舎は「八角の段」と称される宇宙を形どった天主閣をイメージした建物です。

安土駅から朝鮮人街道を通り安土城跡へ

朝鮮人街道とは、信長が整備した道ですが その後関ケ原の戦いで勝利した家康を祝うため朝鮮の使者がこの道を通ったことから命名されたそうです。

他 用水路、マンホール、日本最初のキリシタン学校セミナリヨ跡の説明を受けました。

 

 

 

 

 

城内に入るといきなり延々と続く石段

幅約6メートル なんと180メートルにも渡る真っ直ぐに伸びた”大手道”

ガイドさんから400段と聞いていた階段ですが、見上げた途端登りきれるのかと・不安が・・・

 

 

 

 

 

 

ガイドさんによると、石垣を作りその上にお城を築いたり、瓦を載せたり天守閣を作ったりといった お城の形の始まりは、安土城だったそうです。

安土城凄し!!

總見寺の三重塔と仁王門