〝 お祭りに来ないか?〝 の誘いで仕事を終えて京都の吉祥院天満宮にでかけた。
夜8時からの六歳念仏踊りは何度見てもわくわくする。
菅原道真の祖父にあたる菅原清公(きよきみ)が唐からの帰国に際し嵐にあってしまい、
吉祥天に航海の無事を祈ったところ難を逃れたという。
以来菅原家は吉祥院信仰を伝統とした。
九世紀の中ごろ清公の子是善(これよし)が邸中に仏寺として吉祥院を建立し氏寺とした。
この地は古くから六歳念仏が盛んに行われていたところで今も吉祥院六歳念仏踊りとして継承されており
国の無形文化財に指定されている。
境内には50件以上のお店が立ち並び賑わう。
年に2回の(4月春祭り)(8月夏祭り)お祭りはその時々で念仏踊りの出し物が微妙に変わる。
きっと人の都合や練習するメンバーの兼ね合いなのだろう~と
見物客は楽しんだり残念がったりしてドキドキしているのがわかる。
故郷はなかなかいいものですね。 舞台に被りついて写真を撮る私も やはり祭り好き。