平安時代の三十六歌仙の一人で、宇多天皇の御息所であった伊勢の旧居跡で伊勢寺には 伊勢が所持していた
硯と銅鏡が寺宝として伝えられています。
12月19日が 伊勢姫のご命日にあたり、伊勢寺では命日法要と筆供養が行われ、大勢の参拝者で賑わいました。
ひとりひとりが、お焼香も出来、又、 筆供養では一年間お世話になった愛用の筆を、おたきあげして頂く様子は
荘厳なものでした。
帰りには伊勢姫の句碑 「難波潟 みじかき葦のふしまにも 逢でこの世を過ごしてよとや」 の前に集まり
平安の姫君を身近に感じて喜ばれていました。こんな身近に 歴史上の伊勢姫と出会える事は感動で、
得をした気持ちです