西宮神社と酒蔵巡り 

 

商売繁盛の神様「えべっさん」の総本山西宮神社に行ってきました。                            毎年1月10日に福男選びで目にしたあの朱塗りの門も見てきました。

                                                 西宮神社は、三連春日造という珍しい構造の本殿で、1663年四大将軍家綱の寄進による国宝の本殿は、昭和20年の空襲で焼け落ちてしまいましたが、昭和36年桧皮葺から銅板葺に変わった他は ほぼ元通りに復興されました。         

”えびす信仰”が広まったのは室町時代。七福神信仰によってえびす様が福神の代表となり、西宮神社がその信仰の本拠地に。                                江戸時代には上方の商業経済の発展に伴い、福の神は”商売繁盛の神”として信仰されるようになってきたそうです。

日々の幸せに感謝し、子供の商売繁盛を祈った私。会社の繁盛を祈り忘れ・・☓

福男は、「十日戎開門神事福男選び」といい  1月10日午前4時から 十日戎大祭が執り行われ午前6時に終わると同時に表大門が開かれ参拝者が本殿までの230mを「走り参り」し、先着の3名が福男と認定されます。

恵比寿様お参りの後は、酒蔵巡りへ

灘五郷とは、日本を代表する酒処のひとつをいい。灘五郷のうち西宮郷と今津郷は西宮市に属し、酒造りに適した宮水と流通に有利な良港に恵まれ日本酒の名産地として栄えました。酒蔵通りには酒造メーカーが古い酒蔵を資料館や記念館として一般に公開しており貴重な酒造りの歴史を垣間見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

宮水は灘五郷酒造りの命。発祥の地の石碑があり付近に井戸跡が数箇所あります。

白鹿、伊勢神宮にお酒を奉納する白鷹、日本盛、大関などそれぞれの酒造メーカーに資料館、記念館などがあり、お酒について学ぶことが出来、また有料ですがお酒の飲み比べで味を楽しむことも出来ます。

吟醸酒を使った酒饅頭やカステラ、奈良漬けなどお土産品も豊富で立ち寄るたびに買ってしまいました(笑)