お墓の種類っていろいろあると聞きましたが…

 

お墓の種類っていろいろあると聞きましたが…

経営主体で分けると、大きく次の三つに区分できます。
■公営墓地
■寺院営墓地
■公益法人営墓地

■公営墓地
都道府県や市区町村自治体が管理・運営する墓地のことで、全国で600カ所近い公営墓地があります。公営墓地には、使用料・管理料が安く、宗旨宗派についての制限がない、立地がよいことなどの長所があ りますが、申し込みに際して、国籍、現住所、居住年数、ご遺骨の有無と墓地継承者の有無など、様々な資格条件を満たさなければいけません。また、ご遺骨の有無が関係するため生前に墓地を購入することはできません。使用希望者が多いため、使用権は抽選で決められることがほとんどですが、区画数が少ないため供給が需要に追いつかず、応募しても競争率は高く、なかなか当選しません。 ただし宗旨宗派を問わず、使用料も安価になっています。

■寺院営墓地
寺院が管理運営する墓地のことで、「お寺の境内にあるお墓」という言い方がわかりやすいでしょう。寺院墓地の長所は、法要などを寺院の本堂や斎場で行いお墓参りにもすぐに行くことができる。墓地管理が行き届いている、永代供養が可能であることなどです。寺院の境内にある墓地のほとんどは、お寺との「檀信徒契約」(そのお寺の檀家となる契約、入檀ともいいます)が前提となり、檀家として護持会費や寄付などお寺の維持に協力するなどの義務が生じます。

■公益法人営墓地 (民営墓地)
経営主体が公益法人(財団・社団法人)の墓地、および寺院境内以外に宗教法人が経営している墓地のことで、「事業型墓地」ともいわれることがあります。公営墓地や寺院営墓地と違い、厳しい資格や条件もなく、宗旨宗派についての制限がないなどのメリットがあります。またお墓のデザインや大きさも自由に選べます。郊外にある大規模な墓地が多いため、車がなければいけないところも多いのですが、送迎バスが運行されていたり、駐車場も整備されていたりします。 使用料は墓地の広さ、場所、などによってさまざまですが、公営墓地と比べると高くつきます。また公益法人営墓地では従来の四角いお墓だけではなく、全面 が芝生張りであったり、自由なデザイン墓などを建てることができる墓地も多くなっています。また 永代供養墓といって個人ではなく複数のご遺骨をひとつのお墓に納め、永代にわたって供養できるお墓を提案している霊園もあります。

ほかにも、「墓地や埋葬等に関する法律」が制定される以前から村落の住民が共有していた村落墓地(現在では新たに墓地を作る場合は法律にしたがって都道府県知事の認可が必要ですので、村落の共同墓地を新たに作ることはできません。昔から各地に残るはこうした墓地はそのまま認められています。)や、寺院営墓地や公益法人営墓地の種類として共同納骨堂 、屋内立体墓 (ビルの中にマンション型の墓地区画を作り分譲する。都市型寺院に見られる)神道のお墓、キリスト教のお墓などがあります。私ども、株式会社京石ではさまざまなお墓のご相談に応じております。

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