満願寺霊苑
創建は、『伽藍開基記』によると神亀年間(724~728)聖武天皇の命により諸国に満願寺を建立した勝道上人が、摂津国の満願寺として千手観音を本尊に開基したと伝えられています。さらに安和元年(968)摂津の国多田(現在の多田神社である多田院)に本拠に構えたという清和源氏の祖といわれる満仲が、この寺に深く帰依したといわれ、歴代源氏一族の祈願所として崇敬を集め発展した。
そののち足利幕府の保護によっておおいに栄えましたが、室町時代末期に戦火で焼失。寄付によって再建され、現在の伽藍は1653(承応2) 年建立と伝えられている金堂や、1668(寛文8)年建立された観音堂など近世の建造物が現存しています。一時は四十九院を数える多くの院坊が存在しましたが、明治初年には円覚院のみとなり、明治31年より円覚院を本坊として現在にいたっています。
高野山真言宗 神秀山 満願寺・満願寺霊苑・祥風苑
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