源覚寺涅槃廟
源覺寺は、淀川のこの地に江戸時代寛保2年に建てられ、それより100年ほど前より実如院
という草庵があり、それを建て直して源覺寺としました。本堂安置の石躰祖師像は、日蓮聖人
の御真筆と伝えられ、火盗水病の厄除祖師として淀川の水上安全を守ってきました。
また、日蓮聖人直弟子の日法上人御作祖師像は熱病(現在でいう難病)封じの御祖師様と
して信仰をえています。涅槃廟安置の涅槃図は織田信長公の曽孫に当たられる方の御寄進
のお軸です。その孫に当たる方が当寺を開かれました。信長公ゆかりの寺です。