伊勢寺筆供養、平成26年12月20日(土)PM1:30より 

伊勢寺『伊勢姫忌法要・筆供養』

平成26年12月20日(土)午後1時30分より法要が執り行われます。  

伊勢姫忌法要・筆塚法要

平成26年12月20日(土)
伊勢姫忌法要 午後1時30分(伊勢寺本堂にて)
筆塚法要   午後2時(伊勢寺境内筆塚前)

明治の漢文学者で、学殖深く筆力雄勁な書家と評せられた[寺西易堂]を顕彰し弟子達の文筆上達を祈願して、平安 歌人【伊勢】の眠る寺『伊勢寺』境内に大正五年秋『筆塚』が建立されました。
今般、広く文筆学問の向上上達を祈願 する人々の要望に答え、筆塚周辺を改修し、【伊勢】の命日と伝えられる『伊勢姫忌』法要当日『筆供養』が厳修いたし ました。
役目を終えた「書筆・絵筆・鉛筆」等を御供養し、皆様の諸願成就を御祈願致しました。

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伊勢姫ゆかりの古刹・伊勢寺
夢のようなあでやかな平安時代に、美しい容貌と文学的才能に恵まれ、その数奇な生涯を生きた、伊勢姫は、時の貴族、藤原継蔭の娘として父が伊勢守であった頃生まれ、国の名をそのまま『伊勢』と名づけられた。 はじめ、七条の后に仕え、多くの人に慕われ、后の兄・弟君にも求愛されたが、当時皇太子であった。宇多天皇と結ばれ、行明親王を産んだ。しかし、行明親王 は、不幸にも八歳で亡くなられ、傷心の伊勢は、悲しみを和歌や文集にまぎらわせつつ、多くの文集や和歌集を残した。宇多天皇崩御の後、京都・桂を経て、こ の地《古曽部の里》に幽棲し、宇多天皇の御霊を祀り、この地でその多彩な生涯を閉じた。 伊勢の歌は、古今集、新古今集にも選ばれ、三十六歌仙の1人として、今日でも多くの歌人を魅了している。伊勢姫の死後、『伊勢寺』の名で寺が創始された。 曹洞宗大本山総持寺直末の禅寺である。