開眼法要のしおり 

お墓に関するご法要儀式

納骨勤行・・・・・ご遺骨をお墓にお納めする時の法要
墓前読経・・・・・お墓参りを機縁とする読経
建碑式・・・・・・ お墓を建てた時に行う儀式(建碑法要・建碑慶讃法要)

お墓を建てたときに行う法要は・・・

お墓を建てたときに行う法要の事を「建碑式(けんぴしき)」とか「建碑法要(けんぴほうよう)」とか「建碑慶讃法要(けんぴけいさんほうよう)」と言います。

お墓の正面に刻む文字は・・・

石碑の正面に刻まれる文字は、浄土真宗では「南無阿弥陀仏」とか「倶会一処(くえいっしょ)」とするのが通例です。「南無阿弥陀仏」と刻むのは、お墓に遺体や遺骨、その他髪や爪などを納めたりするため、ご先祖を偲ぶ場所であると同時にお名号(南無阿弥陀仏)によって示されているように、ご法義相続の場であるととらえているからです。
また、「倶会一処」という文字を刻むのは、素晴らしいよき人々と共に一処(ひとところ)に会うことが出来るという意味合いからです。
また、家名は、台石や花立てなどに刻むといいでしょう。

建碑式のお供え物は・・・

法要を勤めるにあたっては、ローソク、線香、お花、菓子や果物などの供え物や焼香の準備をしなければなりません。
ローソクの色は赤いローソクを使うのが通例です。
また、お花は色花使い、とげのある花などは避けるようにしています食べ物のお供えは、お赤飯、お餅、菓子、季節の果物、干しわかめなどを供えます。

焼香の作法・・・

浄土真宗では1回焼香です。
1回焼香は、香を1回つまんで焼炉(こうろ)にいれ両手に数珠をかけ、合掌礼拝(がっしょう らいはい)をします。