父との思い出を探る 「焼き鳥」のある伏見稲荷大社へ 

更新日:2019年2月23日

2月13日(水)京阪電車に乗って伏見稲荷大社に参拝した。

 

 

子供の頃、正月になると父に連れられて参拝したことがあったが

寡黙な父は一言もしゃべらず黙々と歩くだけだった。

今から50~60年前の話だが飴玉一つ買って貰えなかった神社の参拝は

楽しくなく今でも覚えている。

だから大人になって一度自力で行きたかったのかなぁ~

あの思い出の風景を確認したかったのかもしれない。

 

京阪電車の走り方にはスリルがある。陸橋や家々の軒先をすれすれに駆け抜ける。

「家の中を見られても平気なの?」と心配した。

普通列車の出町柳行きに乗車して各駅をメモって行くと枚方市駅からちょうど10個目で稲荷大社に着いた。

 

昔と変わっていたのは

駅の向かい側のホームに、いなり寿司の売り場が出来ていた。

「伏見稲荷 千本いなり」と称するお店

メニューのバリエーションが豊富で

 

椎茸・干瓢いなり

わさび・いなり

蓮根と青山椒いなり

鯖おぼろ・生姜いなり

牛肉時雨煮いなり

干瓢・金ゴマいなり

 

など三角の尖った所にいなりずしの特徴を覗かせて食欲を誘っていたので

是非お土産に買いたいと思った。

 

幼き頃は焼き鳥(雀)の店が沢山あって匂いが凄かったが

とても簡単には買ってもらえないものだった。

そこが大人になっての自分の確認したい大きなポイントだった。

 

今現在は「雀」と「うずら」の店が2~3軒出店していた。

 

『「雀」と「うずら」はまだ売ってるんだ!』

店主に断りを言って焼き鳥の雀とうずらの写真を撮らせてもらった。

そんなに高価なものではなかったが今でも簡単には売れていなかった。

 

和服の外人さんが鳥居をくぐって写真撮影をする姿が多かった。

門前のお箸のお店が流行っていたのは外人さんのお土産に喜ばれるからだろうか?

参拝を済ませ御朱印を頂き茶店をぐるぐる廻って満足して帰った。

 

震災・二次被害・たぬきの修復どこまで? 

更新日:2019年2月14日

雨のしょぼしょぼ降る晩に豆だがとっくり持って酒買いに・・・

訳も分からず口ずさんだこの歌。 ご存知でしたか?

 

「たぬきの恩返し」や「狸の手習い」などと呼ばれ

昔話で再放映されていました。

滋賀県長浜市に古くから伝わる昔話でよく聞いた歌です。

歌の意味は

酒好きの和尚さんに手習いを教えてもらったお礼に和尚さんが一番困っているのは

雨の日に酒を買いに行く事だと知り「こだぬき」が和尚さんに代わって雨の日に酒を買いに行った事を歌ったものです。

微笑ましい姿が浮かぶこの歌は「たぬき」の愛嬌からくるものでしょうか。

 

ところで今日はこの「たぬき」のお話です。

忘れがちになっている先日の震災。

その震災の二次災害で起きた「たぬき」の被害です。

石で出来た「たぬき」は背丈が120cmくらいでしょうか?

でっぷりと大きい「たぬき」は

ある日、建設会社のトラックで運ばれてきました。

若くてまだ二十代かと思わせるくらいの社長さんは、ちょっと イケメン!

「たぬきの顔が欠けてしまって・・・・・・・」

「直りますか?」「何とか直してください!」「お客さんに申し訳ないので」・・・・

見ると顔があちこちと欠けて大きな口も割れていました。

 

震災で猫の手も借りたい程忙しい時だったので

修復には 日にちを頂く事で何とかお受けしました。

 

その日から店内に横たわった「たぬき」が幾日もいて

「たぬき」が寝ていることが当たり前になりました。

職人は手が空いたら修復に立ち寄り作業を進めました。

そのうち職人がだんだんと「たぬき」と一体になり修復作業に貪欲になりました。

充分直っていると見えるのに「いや まだまだです・・・」と直しにやってきました。

直している表情も嬉しそうで「ドヤ顔をして見せるほど」・・・・

職人が修復にやっと満足して完成!!

数日して「たぬき」は社長さんに引き取られて行きました。

急にみんな寂しくなりましたが

携帯の待ち受け画面に納めた者もありました。

大変上手く直り「たぬき」がもとの自宅へ戻りました。

社長さんから送られてきたラインの写真を見て嬉しさで感動しました。

 

 

泳ぐ宝石「錦鯉が国魚となる?」 の報道 

更新日:2019年2月9日

 

国歌は 君が代(きみがよ)                           国鳥は 雉(きじ)

国旗は 日の丸 (ひのまる)                            国菌は 麹(こうじ)

国技は 相撲(すもう)                                     国石は 水晶(すいしょう)

国花は 桜と菊(さくらときく)                    国蝶は オオムラサキ

 

この度賑わっているのが「観賞魚・錦鯉を国魚に」どうか?・・と

新潟で生まれた世界の観賞魚・錦鯉

「生きた宝石」「泳ぐ芸術品」と呼ばれる錦鯉は今から200年ほど前の

1804年~1830年(文化・分政期)に新潟県小千谷市から長岡市山古志にまたがる二十村郷と呼ばれる山間部で生み出されました。二十村郷の人々は古くから食用鯉(真鯉)の養殖を水田で行ってきました。その真鯉の中から突然変異で赤や色つきの鯉が生まれたのが錦鯉の始まりとされています。(ネットより引用)

テレビの報道を見ながら伊勢寺さんの生けすが

真っ先に飛び込んできました。

曹洞宗・金剛山象王窟・伊勢寺

 お墓探しのお客様を案内する時、たくさんの「錦鯉」が近くに寄ってきます。

口をパクパク・・・・・・でもご住職が大事に育てられているので

パクパクしても餌はあげられません。鯉の愛嬌と受止めましょう。

赤・金色・白 と入り交ざってとても美しく見るだけで癒されます。

本当に泳ぐ宝石です。

国魚だなんて 本当に嬉しいです~

伊勢寺さんに「泳ぐ宝石・国魚」がいるなんて素晴らしくないですか?

決まれば嬉しいですね。

お寺の中は時々ハイキングのコースにもなっています。

「錦鯉」今日も元気良く泳いでいます。

皆様 どうぞお参り下さい。『錦鯉』が見れますよ

 伊勢禅寺 高槻市奥天神町1-1-19

 3時間の旅 鈴虫寺・華厳寺 

更新日:2019年2月5日

 

携帯の歩数計を楽しみながら今日も体力に挑戦して歩く。体力の向上・趣味の散策・ご朱印集め   自分にとって刺激満杯の3時間の旅

 

今日の目的地は鈴虫寺 華厳寺。

随分昔に行ったことが有り住職のお話が上手で爆笑した思い出がある。

家から歩いて阪急高槻市駅へ。電車に乗って桂駅で嵐山行きに乗り換える。

松尾大社で降りて・・・ そこからは鈴虫寺まで歩き・・・・途中で道を尋ねると

『鈴虫寺までは大分ありますよ!』・・・・でも歩くと決めたから頑張る事にした。やっぱりこんな風景のところを歩くのが好きなのかも。

鈴虫寺がまじかの川沿い。川底に敷き詰めた四角い石。

づっと続くと何か意味があるようで・・・・シャッターを押す。

 

 

 

鈴虫寺では長い階段を上り拝観受付の行列を待つ。

お寺の客殿では鈴虫がリーンリーンと鳴き昔と変わらない。

「鳴き声はテープでは無いのですよ!」と住職が笑わせる。

雄が雌へ求愛の為、羽を擦り合わせて鳴き声となるそうだ。

四季折々の環境にした部屋がありそこで鈴虫を飼育して鈴虫が耐えないように育てているとか。

客殿は秋の季節になっているらしい。

お茶とお菓子を頂きながら心の洗われるお話を聞かせていただき束の間のひとときを満喫した。

門前にある幸福地蔵尊でお参りすると一つだけの願いが叶うらしく

草履をはかれたお地蔵様は各家に出向かれてお願いをかなえて下さるらしい。

このお願いは「家内安全・商売繁盛」は決してお願いしないようにと住職の一言。

「家内安全」と心に決めていたのでとても慌てた。

門前の茶店で美味しい「にしんそば」を完食。

店の人たちが食事を済ませて帰るお客さんのそれぞれに、残りのコースを尋ねて道を教えているのが嬉しいサービスと思った。

京都 御金神社(みかねじんじゃ)参拝 

更新日:2019年1月24日

昨日は鈍った身体に運動も兼ねて

京都の御池にある御金神社(みかねじんじゃ)に電車で参拝に行ってきました。

去年は友人が参拝。私にお札を下さったので

年末頃には思いも寄らぬ裕福な体験をしました。

 

そこで今年は一人で参拝に行きました。

昔話の「雀のお宿」みたいですけどね。

今朝のテレビ占いでは「計画性をもって行動するように」とありましたが

気持ちが走り無計画で神社に着きました。

 

住宅街の中にポツンと佇む小さな神社ですが

金ぴかの鳥居は好奇心を揺さぶりました。

 

『ご祭神の金山毘古神(かねやまひこのかみ)は

もともと国内でも唯一という金属の神様

 

それが現代になると金属は

「通貨の」にも繋がると言う事で

金属の神様」「資産運用の守り神」ともされて広まっていったようです』(ネット引用)

 

参拝後左奥に有るお札の並ぶところに行き、どれを買うかが又迷いどころ。

友人の分も買いたいし子供にも買いたいし自分は何が良いのか・・・と。

「こっちかな?いやいやこっちかな?」

ご神木がイチョウの木なのでイチョウの葉っぱになぞらえた絵馬は

皆の願いやお礼参りの絵馬で鈴なりでした。

参拝者の年齢も様々で次々と来られます。

 

とりあえずイチョウの絵馬を買いましたが「なんてお願いすれば良いのか?」

周りの絵馬をチラチラ見て「宝くじが高額当選しますように!」と書いてしまいました。

そして自分の名前や住所や年齢も・・・・

 

朝の占い通りで何も考えていなかったからこんな願い事になったんだと帰り道にちょっと後悔。仕事が上手く行きますようにと書けば良かったのに・・・と猛省。

 

手水舎で皆が「ザル」に硬貨を入れて洗っているのを見て「手持ちの硬貨が少ないやん」とあせりました。お札を選ぶのも長い時間がかかり、紙幣は洗ってはいけないのかと人に質問。

欲と葛藤しながら最後は「ご朱印」を綺麗な気持ちで頂いて満足して帰りました。

帰って直ぐに宝くじを5枚購入した私。当然外れました。こりないです。

そんなものではないよな?っと思いながら今年は少し宝くじは買ってみることにします(笑い)

御金神社  京都市中京区御池上ル押西桐院町614西桐院通

 

 

 

竹内印舗さんヘ立ち寄りました。 

更新日:

昨日は仕事が休みで日頃の運動不足を解消する為歩いて街の散策に出かけました。その途中に立ち寄ったお店のお話です。

JR高槻駅の近くに有る竹内印舗さんの前を通りかかるとちょうど店主の竹内さんの出勤と出会い「まあまあ少し寄って行って」とあったかいコーヒーを入れてくださいました。

お店の中に大きな仏像が鎮座。お参りをしてコーヒーを頂きました。挨拶を終えると何時も面白談議が始まります。政治・経済・歴史・文学と私にはちょっと難しいけれど・・・・・・・

折角なので印鑑のことを聞いてみました。印鑑の材料には象牙・水牛・柘植・竹根 等々 象牙に関しては国際禁止法などがあり許可制になっているそうです。最近は手彫りではなく機械彫りが多く大量生産が出来る為同じ書体が多いそうです。認印など急ぎの注文をする場合は遅くとも2日位までに仕上がるとか。実印は手彫り注文が多く一般的に2週間ぐらいかかり彫刻を覚えるには6書体か7書体が彫れるまでに5年から10年はかかるのだそうです。

竹内さんの竹根印の手彫りの作品です。竹根印は絵手紙の落款などに使われます。

おかげさまで散策の楽しさを味わいました。

竹内印舗さん

〒569-0071

大阪府高槻市城北町1丁目13-15 

072-676-0222

 

 

 

厄、厄払い、門戸厄神、お寺 

更新日:2019年1月21日

先日、厄払いに門戸厄神東光寺へ行ってきました。

こちらは、西宮市にある厄除けで有名なお寺で、あらゆる災厄を打ち払うとされる

厄神明王が祀られています。

厄とは、わざわい、災難を意味し

「わざ」は鬼神のなす行為「はひ(わい)」は延べて長引くと言う意味があり、

良くない事や悪事が長く続くとされ

厄年は、陰陽道に基づいて厄日、厄月、厄年が決められ

現代では、男 5,25,42 女 7、19,33

特に男42女33は大厄とされています。

門戸厄神さんのHPには

厄とは、”人生の節目に反省を促す借人の知恵”とあり

長い人生には要所要所で節目があり 肉体的、社会的にも様々な変化による区切り

があります。その節目に当たり、あらかじめ心の準備を怠らないように借人は

「厄年」と言う習わしを考えたのです。とあります。

厄年や、年の初めには、厄神明王に一年の無事、安泰を祈り 心して過ごすと

良い一年が過ごせるのではないでしょうか!

尚、厄払いの時期は、正月から節分までがBESTとか・・

 

紅葉の剪定 

更新日:2019年1月20日

一昨日は明治の森霊園の当番に行きました。

やはり寒かったですね。

 

霊園事務所の前でピチ!ピチ!と鋏の音が響きました。

紅葉の小枝を1本1本切る音です。

空を仰ぐと枝がそそり立ちまるで切り絵を見る様です。

 

「剪定ですか?」

「なんでこの寒い時期にするんですか?」

と霊園管理の職人さんに尋ねると・・・・・

「紅葉が水を出すから~」と教えて下さいました。

鋏を入れた切り口からそこを癒そうとして体の中に蓄えた養分を出すのだそうです。

 養分を出して弱らない休眠期に剪定をするのが良いそうで

紅葉剪定にベストな時期は冬2月ぐらいまでがオススメだそうです。

明治の森霊園の紅葉は霊園入り口の所にもあります。秋は真っ赤に色づきます。

 

なぜ燈篭は立っているの? 

更新日:2019年1月15日


 燈篭は無明の闇を照らす光

昨年、高槻市は地震や台風の大きな被害にあいました。

修復工事は最近になって大よそ落ち着いてきましたが

まだ屋根の修理などはブルーシートが張られ未修復な所を多く見受けます。

 そんな中、墓石はもちろん、倒れた燈篭の修復もありました

神社・仏閣・個人宅。そして小さい雪見燈篭から7尺燈篭まで。

 

昨日も2軒の個人宅へ燈篭の修復に行きました。

自然石で作られたお化け燈篭と言われる大きなものでした(通称)。

三椏を使って修復が完成し施主様に大変喜んで頂きました。

完成すると燈篭の顔が見えてきて立派さにとても満足しました。

 

なぜ燈篭は立っているの?

 仏教では人間を無明の闇に迷う存在としてとらえ

(無明とは心理を理解できない無知の状態)その闇を照らし出す仏の知恵が

燈篭の明かりと考えられているそうです。

 

「うん?そうだったのか?」「燈篭に興味が出てきたかも・・・・」

 

始まりは石の文化の国 韓国から伝わり神社仏閣を奉る「燈明」

として使われ始めました。

ご先祖や神仏を奉る為にと社寺に奉納され

石燈篭は「荘厳な美しさ」と「気品ある端正な形」に人々が心を惹かれ

一般の庭園や茶庭にも置かれるようになりました。

 

雪見灯篭について

 電気ガスがない時代には「灯り」の役目をしていたのですが

現代では居間から眺める癒しの風景として楽しまれています。

施主様の希望を尋ねながら特になければ居間から眺めて美しく見えるように

修復しています。

 

デザイン燈篭  現代形オブジェ燈篭なども弊社においています。

初詣に大阪市住吉区の住吉大社へ 

更新日:2019年1月13日

新年明けましておめでとう御座います。ご挨拶が遅れましたが今年も宜しくお願い致します。

皆様は初詣は行かれましたか?私は元旦に「すみよっさん」の愛称で親しまれている大阪市内住吉区にある住吉大社に参拝させて頂きました。チンチン電車を降りると参道は人の波で孫の手を引くのが精一杯でした。チンチン電車の停留所も狭くて車との接触で身体を持っていかれそうです。娘がお札を買いながら「お母さんも買っとく?」と聞いてくれましたが、人に押し流されてる身ではお札を買う気力も失っていました。住吉大社は全国で2300社ある住吉神社の総本社でもあり下関、博多と並んで日本三大住吉の一つとして数えられます。毎年200万人以上の人出を誇る初詣スポットです。その人混みの中で地面に這いつくばって小石を探す人達を見ました。何も知らなくて参拝したので不思議でしたが「 五 大 力 」という文字が書かれた小石を文字毎に3個集めてお守りにすると福が頂けるとか・・・・・知らずに集められず残念でした。住吉大社には他にも沢山のパワースポットがあり落ち着いた頃にもう一度行ってみたいと思います。